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2026年6月に読んだ本|移動する人はうまくいく / パーソナリティを科学する

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前回:2026年5月に読んだ本

移動する人はうまくいく

移動する人はうまくいく | 長倉 顕太 |本 | 通販 | Amazon

本書の主張はシンプルで、 成功するためにはとにかく移動しろ! というものである。

確かに人間は環境から受ける影響が絶大なので、一見少し懐疑的に見えるこの「移動しまくれ!」というアドバイスが、人生を好転させるためには案外効果的かもしれない、と思わされる内容だった。

実際、自分も移動きっかけで人生が変わったといっても過言ではない。人生のターニングポイントでは、何かしらの移動があった(例えば、大きな例だと就職時は東京へ引っ越した)。

最近も、東京で開かれたTSKaigi 2026に地方から参加し、色々と得るものがあった。

本書にもある通り、これからはいつでも移動できるというマインドセットを持ち、変化への対応に優れた人になり、過去にとらわれず自分のキャラクターをうまくリセットしていきたいな、と思った。

パーソナリティを科学する

パ-ソナリティを科学する: 特性5因子であなたがわかる | ダニエル ネトル, Nettle,Daniel, 和世, 竹内 |本 | 通販 | Amazon

本書はビッグファイブ理論における5つの分類(外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性)それぞれの特徴と、そもそもパーソナリティ特性とは何かについて解説した本である。

本書で繰り返し述べられている重要な主張の一つに「それぞれのパーソナリティ特性に優劣はない」というものがある。

例えば、一見すると外向性が高いことにはデメリットがないように思えるかもしれない。しかし実際には肉体的な危険にさらされやすいことや、家族関係の安定性を損ないやすいことなど、一定のコストを伴うとされている。

この点に関して、本書では「適応度指標」と「変動淘汰」という考え方が紹介されている。適応度指標とは、性格を能力の高さを示す指標として捉える考え方である。一方、変動淘汰とは、性格そのものが環境によって有利にも不利にもなるという考え方であり、本書は後者の立場に基づいている。

また本書では、人間のパーソナリティの大部分には遺伝的要因が関わっているとも述べられている。この事実は一見すると悲観的に感じられるかもしれない。しかし幸いなことに、自分の特性をどのように生かすかは、私たち自身に委ねられている、ともある。

そのため自分のパーソナリティを理解しておくことは、今後の人生をよりうまく乗りこなしていくための重要な手がかりになると言えそうだ。