NEMessageの技術的な話
技術・テクノロジーNEMessage という Web アプリを作りました。この記事では技術的な話をします。
NEM でメッセージを伝える Web アプリ「NEMessage」を公開しました | 仮想通貨ガチホ日記
サイトはこちら:NEMessage | NEM を使ってメッセージを送ろう
採用技術
NEM 周りは NEM の API と nem-sdk、フロント技術としては React を使いました。
メッセージの表示は以下の Qiita の記事を参考にしました。非常に参考になります。
NEM-sdk を使ってサーバーレスな無記名掲示板を作る - Qiita
create-react-app を使って雛形を作りました。雑にアプリを作るときは便利です。
あとルーティングに react-router を使っています。最初は入れていませんでしたが、戻るボタン押した時の挙動が気持ち悪かったためきちんとルーティングするために入れました。
地味に使うのは初めてでしたが、そこまでがっつり使うわけでもなかったので特に問題ありませんでした。最初、react-router は現行のバージョンに良い噂を聞いていなかったため、react-keeper などを使おうとしましたが、ちょっと自分には合わなかったため結局 react-router にしました。
困ったこと
ホスティングは GitHub Pages を使っていますが、NEM の API が SSL に対応していないため、https://~で始まる URL を参照すると Mixed content になってしまい警告がでます。
ですので、http://~から始めないとサイトを利用できないのが不便です。ぜひ、NEM 側にはセキュアな API を提供してほしいところです。
さいごに
SNEMS の良い点は、フロントのみでサイトを作っているところです。データは NEM のブロックチェーン上から取ってきているため、こういったサイトが実現できるわけですね。
これは NEM の大きな強みです。おそらく今後も多くのアプリケーションが作られていくでしょう。これからが楽しみです。
その他の制作物
これまで作ってきたものは以下のページにまとめています。