気をつけたいスタートアップの失敗理由

考え方

終了した 30 のスタートアップとその失敗理由 | デザイン会社 ビートラックス: ブログ freshtrax

スタートアップの失敗理由で、気になった理由がいくつかあったのでそれらについて思ったことを書いておきます。

1. 資金の不正使い込み

思いの外、創業者が資金を不正に使い込むことによる失敗が多く、驚きました。しかし、それも仕方ないことなのかな、と思わなくもないです。

資金調達の額を見ていると、どこも日本とは桁違いというか、かなり金額が高い印象を受けます。そんなお金が手元にいきなり入ってくると、やっぱり感覚がおかしくなってしまうのも仕方がないような気もします。

シリコンバレーのほうだとお金を理由に起業するケースは少ないらしい?ですが、やっぱり実際にお金がたくさんあるとどうなるかわからないのでこわいな〜と思いました(小並感)。

2. 資金調達に失敗した

不正に資金を使い込む創業者もいる一方、資金が調達できずに失敗したケースも多く見られました。

そんだけ資金調達してもうまくいかないの?という感じもしますが、メンバーの人件費もあっちの方だと結構かかりそうですし、また不必要なところに資金を使いすぎるとたくさんあったお金もすぐになくなってしまうのかもしれません。

3. 競合に負ける

競争相手が強くて失敗した、というスタートアップもたくさんありました。

最初から別のスタートアップの真似をしているのは別として、完全オリジナルだ!と思っていても後からそれを真似されたりするケースもあるので怖いところです。

そのために特許があったりするんでしょうが、特許が適用できないケースもあるでしょうから、大変ですよね。

4. 主要スタッフの死

結構忘れられているケースだと思います。死じゃなくても、何らかの理由で創業メンバーのうちの 1 人でも働けなくなると、スタートアップはかなりつらいと思います。

そのため、よくメンバーは 1 人よりも 2 人とか 3 人のほうがいい、とか言われたりするのだと思いますが、3 人チームでも 1 人いなくなると結構きついですよね。

ある程度大きくなった段階で、属人性を排除する仕組みを作っておいたほうがいいのかな、と思いました。

起業家はどこで選択を誤るのか ― スタートアップが必ず陥る 9 つのジレンマ | ノーム・ワッサーマン, 小川育男 | ビジネス・経済 | Kindle ストア | Amazon