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2025年11月に読んだ本

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前回:2025年10月に読んだ本

ファンベース

ファンベース (ちくま新書) | 佐藤 尚之 |本 | 通販 | Amazon

売上を伸ばすために既存顧客を大切にすることの重要性が理解できる、良い本でした!

特に誠実な姿勢でいることの大切さを改めて実感しました。

最近ではユーザーを欺くようなサイト設計になっているダークパターンが問題視されていますし、それ以外にもユーザーを不便にさせるような広告など、企業のあり方が問われる時代です。

自分が今後作るWebサービスやSNSでの振る舞い方についても「それは誠実なやり方か?」と常に自問したいところですね⋯。

また、ユーザーの満足度を調査する方法としてのNPSやユーザーの熱狂度を問うための質問例も参考になりました。

これらも今後のサービス運営に取り入れていきたいです。

哲学マップ

Amazon.co.jp: 哲学マップ (ちくま新書) 電子書籍: 貫成人: Kindleストア

古代ギリシアから現代哲学までの哲学の流れを横断的に解説した本です。

哲学の入門書というよりかは、それぞれの時代の哲学が次の時代の哲学にどのように影響を与えたかについて解説しているという点で、他の入門書とは異なっていると感じました。

いくつか印象に残った点はありますが、その中でも特に記憶に残っているのは「意味の意味を考える」などといった視点で、いわゆるメタ的な考察をする姿勢が普段の生活でも使えるな、と思いました。

自分が何かを求めているときや何かをしようとしているときに、そもそもなぜそれを求めているのか?なぜそれをしようとしているのか?を問うことは、より自分の本質的な欲求や目的に近づくために有効かもしれません。

最近はAIの普及もあり、自分で思考せずにすぐに何かしらの答えを求めてしまい、自分の思考力が落ちている感覚があります。

これからは意識的に自分の頭で考える時間を増やしていきたいなーと感じさせてくれる一冊でした。