具体と抽象
Amazon.co.jp: 具体と抽象 電子書籍: 細谷 功: Kindleストア
前回読んだ「「具体⇄抽象」トレーニング」の復習も兼ねて、本書を読んでみました。
本書では具体と抽象の概念の解説がメインで、「具体⇄抽象」トレーニングよりは短くまとめられている印象でした。
抽象的なことと具体的なことを判断することにおいて、重要なことは「どの視点に立つか」だと思いました。
相手が言っていることを理解できないケースでは、その話題において、自分がより上位のレイヤーの抽象概念を認識できていない可能性もあります。
抽象概念を理解するために、日頃から物事の構造や本質を見極める練習が必要だと感じました。
「無理」の構造
Amazon.co.jp: 「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する 電子書籍: 細谷功: Kindleストア
世の中の理不尽さについて構造から解説した本。具体・抽象に加えて情報の非対称性、公平性の考え方など、様々な概念が紹介されており面白かったです。
書籍のタイトルからはややネガティブな印象を受けるかもしれませんが、内容は構造解説に終始しており、読んでいて学びが多かったです。
むしろSNSでの不毛な争いや会社での理不尽な人間関係にモヤモヤしている人からすると、その背景にある構造を理解することで、少し気持ちが楽になるかもしれません。
個人的には、第19章 決定的な非対称性 「見えていない人」には「見えている人」が見えないの以下の一節が刺さりました。
本項を読んで「まったくあの人がそうだよなあ……」と周囲の「他の誰か」のことのみ思い浮かべた人は、自分自身が他の人から見たらまさにその人になっている危険性があります。