前回:2026年6月に読んだ本
有と無
Amazon.co.jp: 有と無: 見え方の違いで対立する二つの世界観 eBook : 細谷功: Kindleストア
ものの見方について、「ある型」と「ない型」という、新しい視点を与えてくれる一冊。
ざっくり、これらは物事の「あるもの」と「ないもの」のどちらに目を向けるか?という考え方で、例えば本書で挙げられている「カイゼンとイノベーション」でいうと、対象が「ある」のがカイゼン、ないのが「イノベーション」である。
一見、この対比は対象性があるように見える。一方で、本書で紹介されているものはすべて非対称的であり、基本的に「ない→ある」の流れが自然である。
正直なところ、本書の内容を紹介するのはかなり難しい。それくらい内容としては掴みどころがない、抽象的な内容ではないだろうか。
ただ、著者の別の著書で紹介されている「具体と抽象」と同様に、こういった概念を知っておくこと自体が、物の見方を増やすという観点で重要だと思う。
新版 科学的な適職
新版 科学的な適職 | 鈴木祐 | 人事・労務管理 | Kindleストア | Amazon
科学的な視点から、自分にとって適切な仕事を選ぶためのヒントを教えてくれる一冊。
特に冒頭の「仕事選びにおける7つの大罪」は、多くの人がここに紹介されている選び方をしているのではないだろうか?と感じる内容だった。
- 好きを仕事にする
- 給料の多さで選ぶ
- 仕事の楽さで選ぶ
- 業界や職種で選ぶ
- 性格テストで選ぶ
- 直感で選ぶ
- 適性に合った仕事を求める
そして自分もこの中の基準で仕事を選んでいる部分もある。それで大きく困ってきたわけではないが、自分の「適職」を考えるうえでは基準を見直したほうが良さそうだ。
本書によると、仕事選びの失敗はおよそ7割が「視野狭窄」によって引き起こされるという。確かに自分も仕事選びにおいては、なんとなく今の仕事がベストに近いだろうと、視野が狭くなっている部分があったかもしれない。
適職を選ぶためには自分のさまざまな可能性を見出す必要があり、本書では後半でその方法についても触れられている。
ベストな仕事を見つけるのは難しそうだが、より良さそうな選択をするための方法はありそうなので、今後の仕事選びの場面では参考にしたいと思った。
余談
今月でちょうど、読書習慣を開始して丸3年が経過した。
最近、読書量が減っているなぁと感じていたため、本を読む習慣をつけたいなと思いました。
とりあえず、向こう数ヶ月は月に 2 冊ほど読むことを目標にしています。本当はもっと読みたいのですが、あまり高すぎる目標を掲げても続かなさそうなため、現実的なラインから読書量を増やしていきたいです。
2023年8月に読んだ本 より
正直なところ、自分の普段の時間の使い方的に、余裕で達成できた…という感覚はまったく無いが、とりあえずは継続できているので良しとしたい。
自分は読書については意識的にやらないとおそらくほとんどしなくなってしまう怠惰な人間なので、今後もこの習慣は継続していきたい。
とはいえ、来月になったら急に忙しすぎて無理だった!となっている可能性もあるので、もし自分の読書記事が途絶えたらつっついてほしい。
過去に読んだ本は Books - y-temp4.com にまとめている。