2023年8月に読んだ本

読書

最近、読書量が減っているなぁと感じていたため、本を読む習慣をつけたいなと思いました。

とりあえず、向こう数ヶ月は月に 2 冊ほど読むことを目標にしています。本当はもっと読みたいのですが、あまり高すぎる目標を掲げても続かなさそうなため、現実的なラインから読書量を増やしていきたいです。

以下、2023 年 8 月に読んだ本です。

言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか

言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)
1,056円

確かに人間に推論能力がなかったら、言語を使えるようになっていなかっただろうなぁと思わされました。

赤ちゃんからの言語習得プロセスに興味がある人とかにおすすめできそう。本書で紹介されていた今井むつみ氏の 英語独習法 も手に取りたくなりました。

スマホ脳

スマホ脳 (新潮新書)
1,078円

過去に SNS断食 をした経験があり、最近も SNS の利用頻度はそこまで高くはないかな?とは思いつつ、少し意識が低くなっているかもな〜と感じていたため読んでみることにしました。

スマホを使ったり、スマホが近くにあったりするだけでどれだけ悪影響があるかを教えてくれる非常に良い本です。本書を読んだ後、さっそく以下を実施してみました。

  • スマホのブラウザから SNS をログアウトする
    • SNS のアプリはそもそも入れずブラウザから閲覧するという形を取っていましたが、ブラウザからも閲覧できないようにしました
    • 今後 SNS は PC からのみ閲覧することにします
  • スマホの画面をグレースケールにする

また、本書にはスマホの中毒や悪影響に対抗する手段として運動が挙げられており、同著者による 最強脳 同様、運動の重要性が説かれています。

運動であればどのような運動でも効果的なようです。一方で以前読んだ 脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方 ではより効果的な運動の種類や、避けたほうが良い運動についても触れられていたため、気になる方はこちらも読んでみると良いかもしれません。

現代のデジタル社会における中毒やメンタルの問題に関するジャンルについてはもう少し理解を深めたいため、次は ストレス脳 あたりを読む予定です。


最後に本書のエッセンスだと感じた箇所を引用して、本記事は終わりにします。

ほとんど全員が元気になれるようなコツがいくつかある。睡眠を優先し、身体をよく動かし、社会的な関係を作り、適度なストレスに自分をさらし、スマホの使用を制限すること。個人的には、もっと多くの人が心の不調を予防することが解決策だと思っている。

スマホ脳, p.235 より引用