思ったことをそのままブログに書くことの難しさ
考え方自分がブログを書く・書こうと思う時に困ること、難しいと思うことは主に2つあります。
1つ目は、文章を書くこと自体の難しさです。
基本的に、ブログは自分が思ったことや考えたこと、感じたことをそのまま文章にして残すものなので、普段自分が考えていることを言語化する能力が求められます。
しかし、いざ文章を書き始めようと思っても、考えているようにスラスラと文章を書けないことが多いです。
私たちは、学校教育の中で文章を書くという経験はしますが、文章の書き方について学ぶことはほとんどありません。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
というビスマルクの言葉がありますが、こと文章作成においては私達の多くは経験に学び、歴史、例えば書籍などからその方法を学ぶことは少ないのではないでしょうか。
自分も、一瞬で心をつかむ 77 の文章テクニック のような文章を書くためのテクニック本はいくつか読んだことがあるのですが、それ以上の本質的な基本原則に触れているような書籍は読んだことがないので、これから文章作成の機会が増えるであろうこと(エンジニアであれば、ブログ以外にもドキュメントを書くことも多いはず)を考えると、そういった本も読んでおくべきかな、と思います。
次に、書いた文章を読む人の目が気になる、という問題です。
ブログなので、もちろん自分の思ったことは何でも書いていいと思うのですが、ブログで公開している以上、その内容が他の人の目に触れていることを考え、自分の考えを若干押さえて書くべきかな、と考えてしまいます。
というのも、思ったことをそのまま書くと、他の人に反感を抱かれたり、不快感を与えてしまうかな?と思うからです。
自分は特に、ネットではあまりネガティブ・マイナスな感じの発言をしないように心がけているので、そのような内容になってしまうときは必然的にブログが書けなくなってしまいます。
なぜ、このような考え方をしているかと考え直してみると、やはり他の人の目が気になる・炎上するのが怖い、という考えが自分の根本にあるのではないか、と思います。
しかし、この考え方は自分では良くないな、と思う部分も多くあります。
というのも、そもそも自分の発言が人の目に触れる機会がそこまで多いとはいえず、炎上するほど拡散されるとは考えにくい、むしろ少し過激な発言をしたくらいで、炎上するなんておこがましいと言えるかもしれません。
また、思ったことを書かないのは、単なる逃げのような感じもします。
結局、他人の目が気になるだけで自分の思ったことを言えない人というのは、弱い人間だと思います。もちろん、他人が傷つくような発言や、悲しむような言動は避けたほうがいいかもしれません。
しかし、その文章を読んだ人がどう感じるかはそれを読んだ人の問題なのではないか、という気もしますし、自分は自分が気にするべき影響の範囲を無駄に大きく見積もってしまっているように思います。
他人の目を気にするばかりでなく、自分がどう思うか、また、他人から受ける影響に流されすぎないようにすることが大切かもしれません。
自分も、あくまで自分がどう思っているか・考えているかが大切だと思うので、他の人の目ばかり気にするのは良くないことだと分かっています。分かっているのですが、どうしても思ったことをそのまま書けないことが多いです。
ブログを書くことに難しさを感じるのも変な気もしますが、この難しさはもう少し続いてしまいそうです。