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マラソン初心者が初めてフルマラソン完走したので準備、当日の様子、反省点をまとめてみる

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2025年10月26日(日)、初めてフルマラソン(42.195km)を完走しました!

この記事では、練習期間・当日の準備・反省点を振り返りながら、練習不足でもフルマラソンを完走するためのリアルな体験談をまとめています。

これから初マラソンに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

フルマラソンを走ろうと思ったきっかけ

2025年の4月ごろから、何かと体調不良が続いていました。

特に腰痛がひどく、何もしていないのに腰が痛くて大変でした。自分はデスクワークが中心の仕事をしており、運動がほとんどできていなかったことから運動不足が原因であることは明白でした。

そこで、まずは軽いウォーキングから始めてみることにしました。ウォーキングは割と気軽に始められ、ウォーキングに慣れるうちに少しずつ走っても良いかも?と思えるようになってきました。

そこから徐々にランニングに移行していきました。そして、ちょうどその時期に金沢マラソンの募集締め切りが近づいていたこともあり、せっかくであればフルマラソンに挑戦してみようと思い、応募してみることにしました。

結果的に金沢マラソンは、落選するわけですが⋯。

フルマラソンに向けた練習

金沢マラソンには落選したものの、ランニングの練習は続けていきたいと考えていました。

そこで、自分で勝手に金沢マラソンの大会当日に42.195kmを走ることにしました。

以下は、フルマラソンに向けた練習の様子です。

5月から7月にかけては、怪我をしないように徐々に距離を伸ばしながら、ランニングを継続しました。

この調子で走行距離を伸ばしていけば良かったのですが、8月に入ってから練習する時間が取りにくくなり、ランニングの頻度が激減してしまいました。

最終的に、ほとんど練習できていない状態でフルマラソンに挑戦することになってしまいました。

フルマラソン当日の様子

フルマラソン当日はほぼ普段通りの朝食(トマトジュース、カフェインレスコーヒー、少しパン)をとりました。

当日は雨が降っていたので、とりあえず100均で買った薄いレインコートを着て走ることにしました。

あまり当日に向けて特別な準備はしなかったです。機会があれば、当日に着ていた服などもまとめておこうと思います。

そして午前9時ごろから、近所の公園でフルマラソンを開始しました。

スタートから1時間までの様子

最初の1時間は普段通り走れていました。

雨が降っていたのが気になりましたが、レインウェアを着ていたこともあり、そこまで気になりませんでした。

1時間くらいであれば練習で走ったこともあり、この時点では精神的に余裕だったので「フルマラソン完走できたら友人に自慢しよう」など、よこしまなことを考えていました笑

1時間から2時間までの様子

自分は練習の段階で1時間以上走ることがなかったので、1時間を過ぎたあたりで少し歩きが入るようになってしまいました。

少し歩きつつ、走りつつというのを繰り返し、2時間になる前くらいで栄養補給のためコンビニに行くことにしました。

↑コンビニに行く前のタイム

↑この時点で1つ目のゼリー飲料を補給。水分は寒かったので白湯にしました。

2時間から3時間までの様子

ちょいちょい歩きを入れつつ、走り続けました。

3時間の時点でかなり疲れていましたが、ここでようやく半分でした。後半はペースが落ちることが予想されたので、結構焦っていたのを覚えています。

3時間から4時間半までの様子

この時点で歩きがかなり増えてきており、なかなか距離が伸びませんでした。

25kmくらいの時点では、精神的なキツさはあまりなく、

「25kmを超えたということはあと17kmか。17kmということは、25kmに比べたら距離的には短いからなんとかなるとは思うけど、距離がなかなか進まない⋯。」

という心情でした。

25kmくらいの時点では、足の痛みはまだ耐えられるレベルでした。

ただ、30kmを超えたあたりから明らかに足の痛みが増してきており、走るのはかなり厳しく歩くだけでも精一杯で精神的にもかなりキツくなってきました。

走り出してから4時間くらいの時点で、コンビニで購入した2つ目のゼリー飲料を補給しました。

4時間半からゴールまでの様子

30kmくらいの時点ではまだなんとかなる足の痛みという印象でしたが、35kmを超えたあたりから本格的に足が痛くなってきており、前に進むのが精一杯、という感じでした。

足の痛みは一番痛いのが足の裏、続いて膝、太ももの上部、足の付根、あと背中の腰辺りも痛くなってきていました。

40kmを超えたあたりでは、少し移動するごとに膝に手をついて休憩しないと前に進めない、という状態になっていました。

時間もギリギリになってきており、特に5時間を超えたあたりの時点では「大丈夫かな?」と思っていましたが、結果的に6時間を超えた時点でなんとかなりそうな走行距離(確か40km前後)だったので、なんとか完走できました。

フルマラソンの一番の感想は「痛い」でしたが、完走した瞬間は無事に走りきれたことに対してホッとしたのをよく覚えています。

フルマラソン完走後の様子

フルマラソンの完走後は、いつもよりやや長めにストレッチをしてから入浴しました。その後、いつもより少し長めにマッサージガンを使い、足の筋肉をほぐしました。

当日は疲れていてよく眠れるかな〜と思っていましたが、足が痛くてなかなか寝付けませんでした。

フルマラソン翌日の様子

いま、この記事を書いているのはフルマラソンの翌日です。

翌日は足の痛みがまだ残っており、特に左足の裏、右足の膝、背中の腰付近が痛く、歩くのが精一杯という感じです。

初心者がフルマラソン完走のために準備しておくべきこと

フルマラソンの完走後、友人に「反省とかある?」と聞かれたので、思いついたことをまとめておきます。

一番の反省は長時間連続で走る練習をしておくべきでした。これは色々なサイトにも書いてあることではありますが、最低でも2~3時間は連続で走る練習をしておかないと、足が持たないと思います。

自分は練習で1時間以上走ることがなかったので、明らかに練習不足でした。そして、練習不足の状態で走ると足や膝の痛みの後遺症が長引きそうなので、本来であればこの状態でフルマラソンを走るのは避けるべきだったと思います。

他に思い当たる反省はあまり無くて、強いて言えば、当日の服装や補給食などをもう少し工夫しても良かったかな、というくらいです。

服装は適当なロンTを着て走りましたが、もう少し速乾性のある服装にすれば良かったかも。

補給食はあまり調べずにコンビニでゼリー飲料を買ったので、マラソン時は何が最適化をもう少し調べておけば良かったかもしれません。

ただ、これくらい雑でもなんとかなったので、初心者が初めてフルマラソンに挑戦する場合は、あまり細かいことを気にせずにまずは挑戦してみましょう!

次回のフルマラソンに向けて

今回のフルマラソンでは完走こそできたものの、タイムは約6時間半ということで、本来の金沢マラソンの制限時間である7時間ギリギリでした。

これからもランニングは続けていきたいと思っているので、次回はもう少し練習を積んで、今回よりも足が痛くならないことを目標にしたいです。

タイム的には5時間を切れるようになれば嬉しいです。

そして次回こそは実際の大会に参加して、現場の空気を感じたいです。