待てば無料系の漫画アプリに消耗している話

生活

最近、いわゆる「待てば無料」系の漫画アプリで漫画をよく読んでいます。

待てば無料とは、例えば 1 話を読んで、24 時間待てばその次の話が無料で読める仕組みです。時間を待たずに読むためには、1 話読むのに必要なコインを課金する必要があります。

無料で漫画を読めるので良いのですが、最近、この漫画アプリを使っていて何か消耗しているな〜と感じる自分がいることに気が付きました。

漫画を読むことが義務になっている

自分は漫画が好きで、普段からよく読んでいて Kindle にもそれなりに蔵書があります。

現在のKindleの状態。「未読」は相変わらずバグっている

そんな自分ですが、これまではあまり待てば無料系の漫画アプリは使っていませんでした。自分が読んでいた他の漫画アプリは、毎週更新される最新話を追っていくというスタイルで、時間が経つと過去の話を読むためには課金が必要になる、というモデルです。

このタイプに比べ、待てば無料系の漫画アプリは過去作も待てば無料で読めるというメリットがあります。一方で、個人的には「24 時間後に必ず漫画を読まないといけない」という成約が課されている感じがして、最近は生活にゆとりがなくなってきているなぁと感じています。

当然、できるだけ短い期間で漫画を読み切るためには 24 時間後ジャストに漫画を読み始めるのが最善です。しかし、時間がさらに過ぎてしまうと本来その日に読めるはずだった話が読めなくなるため、損した気持ちになってしまいます。

自分は最近この「漫画を読まされている」感に少し悩んでいました。本来面白いから読んでいるはずの漫画のはずなのに、読むことが義務になっているというか・・・。別件ですが、SNS 断食をしていないときと似たような感覚を味わっています。

参考:まだSNSで消耗してるの? - SNSを1ヶ月間やめてみた感想

リテンションの問題

一方で、この仕組みはユーザーをアプリに引き留まらせるにはかなり最適な方法だと思います。実際、自分はこうして毎日のように漫画アプリに触れていますし、そこから課金につながるケースも多いはずです。

当然漫画アプリも収益がないと成り立たないため、このような仕組みを採用しないとやっていけないのはわかります。ただ、自分にはこの仕組みが合わなかった・・・それだけの話です。

まぁこれは漫画アプリに限らない話かとは思います。現代ではどのアプリ・サービスも可処分時間を奪い合うためにユーザーをいかにしてサービスに惹きつけるべきかと必死になっています。

24時間後きっかりに漫画を読むのはやめます

というわけで、このままだと不味いので今まさに自分が取れる対策を打つことにしました。

まず、24 時間後に必ず漫画を読むことを止めます。最大効率で漫画を読めないのは残念ですが、読まされる感がストレスになるよりはマシかなと。

そして、そのために漫画アプリの通知を(今まさに)オフにしました。今思えば、アプリの通知があることによってより焦燥感が増していたように感じます。

これからは、待てば無料系の漫画アプリとはほどよい距離感で付き合っていきたいですね。


余談ですが、最近最新刊が出たオススメのシリーズです。待てば無料ではないですが、ぜひご確認ください👇

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