「必要十分」なモノしかいらない。少ないモノで豊かな生活を送るコツ

生活

最近、「物が少ない人はどのように生活しているんだろう?」と思う機会が増えていました。

きっかけは友人宅に行ったことで、その友人は一人暮らしをしているのですが、部屋にモノが少なく、これでよく生活できるな、という環境で暮らしています。

対象的に、自分は部屋がモノであふれており、とてもきれいな状態とは言えません。

一時期、ミニマリストという言葉が流行り、お店で彼らの書く本を軽く見たときは、あまりにも質素な生活をしているように見え、「この部屋机しかないじゃん www」といったように馬鹿にしていたのですが、正直うらやましくなってきていました。

そんな中、必要十分生活 という本を見つけ、試しに読んでみることにしました。自分は他の片付け本とかミニマリスト本をきちんと読んだことがないのですが、筆者のたっくさんが書くこの本は、決して押し付けがましくなく、どのようにしてモノを減らして生活していくのかを教えてくれました。

常識を捨てて、新しいルールをつくる

例えば、バスタオルがないと体が拭けないかというとそんなことはなく、ハンドタオル一枚でも十分拭けます。

バスタオルがなくなることによって、その分使えるスペースが広くなります。このように、「当たり前だ」と思っていること(=バスタオルは絶対に必要)を見直して、本当に必要なものだけ取捨選択して生きていく姿に非常に惹かれました。

これを参考に、自分も普段の生活を見直してみました。

  • 靴下は普段使っている数足しかいらない
    • 無駄に溜まっていた靴下(30 足程度)を捨てた
  • 服はお気に入りの数種類で良い
    • 完全ローテにすることによって服を選ぶ時間をなくした
  • 「いつか使う」は永遠に来ない
    • しばらく使っていないものは容赦なく捨てる

物が少なくなるのは想像以上に快適で、なぜなら「より良いもの(好きなもの)」に囲まれて生活できるからです。

真剣に考え、本当に必要で、使っていて良い気分になるものしか使わない生活というのは、控えめに言って最高です。

物が多いと、どうでもいいもの・嫌いなものに接する時間も増えます。自分は横着なのでどうしても部屋が汚くなりがちでしたが、物を捨てることに目覚めてからは部屋がどんどんきれいになっていきました。

どうしても物が捨てられないという方は、例えば本書の「思い出の品は写真にとって捨てる」という考え方を参考にするといいんじゃないかなと思います。個人的に、この考え方はかなり納得できました。

必要十分生活、本当にオススメです。

必要十分生活
711円