2024年7月に読んだ本
読書前回:2024年6月に読んだ本
銃・病原菌・鉄 (上)
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫 ダ 1-1)
1,210円
前回読んだ「サピエンス全史」に関連していそうな内容の書籍として有名だったため読んでみました。
序盤に本書の要約がひとことで紹介されています。
「歴史は、異なるひとびとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない」
世界を見ると、各地における文明の発達の度合いには大きな差があります。その他、他の大陸への進出や、その後の植民地化などの結果にも大きな差があります。
世の中には、もしかすると 生物学的な差異 をその要因として考える人もいるかもしれませんが、本書では 環境の差異 がその要因であるとしています。
確かに本書を読んでみると、環境の差異は非常に大きな要因であると感じました。特にその中でも、本書の最後に触れられている 病原菌 は、侵略において武器などよりも大きな影響を与えていることを初めて知りました。
環境が与える影響は、人が想像しているよりも大きいということを知っておくと、今後の人生においても役立つことが多いのではないかと感じました。
無(最高の状態)
無(最高の状態)
1,540円
本書は以前読んだことがありますが、具体的な内容を思い出すために再度読んでみることにしました。
本書には精神を安定させるためのさまざまなトレーニングが紹介されており、それらを実践することで得られるものは大きいだろうな、と思いました。
ただ、複数のトレーニングが紹介されているため、すべてをもれなく実践するのは少し難しいかもしれません。自分はすでに普段から短時間の瞑想を生活に取り入れているため、それを継続しつつ、本書で紹介されていたトレーニングを数個だけ生活に取り入れてみようと思います。