前回:2025年3月に読んだ本
免疫力をアップする科学
免疫力をアップする科学 腸内細菌で病気知らず! いますぐできる科学的健康法 (サイエンス・アイ新書) | 藤田 紘一郎 |本 | 通販 | Amazon
最近、ビオフェルミンを飲み始めてから便通がとても良くなり、その効果に感動しました。これをきっかけに腸についてもっと知りたくなり、本書を読んでみることにしました。
腸内環境が整うことでメンタルにも良い影響があるというのは意外で、とても参考になりました。
日本人の腸内細菌の数は戦後から急激に減少しているそうです。その主な原因は、食の欧米化により食物繊維の摂取量が減ったことだといわれています。日本の自殺率は先進国の中で最も高い一方で、メキシコは世界で最も自殺率が低い国の一つ。興味深いことに、メキシコは世界でもトップクラスに食物繊維を多く摂っている国でもあるそうです。
参考:腸内環境と食物繊維の摂取量の関係 | 腸内環境株式会社(温故知新ラボ)
また腸内細菌は加工食品に含まれる防腐剤などの添加物や、過度な抗菌によっても減ってしまうとのこと。こうした背景から考えると、現代人の腸内環境が乱れがちなのも納得です。
これからは腸内環境を整えるために加工食品をできるだけ控え、野菜や発酵食品を積極的に取り入れる生活を心がけていきたいと思います。
老いと腸
老いと腸 名医が教える老けない人の腸活術 | 江田 証 |本 | 通販 | Amazon
「免疫力をアップする科学」に続き、腸について理解を深めるために本書を読んでみました。
やはり腸の状態を整えることが、体全体の健康に良い影響をもたらすことが改めてわかりました。
特に本書では酪酸菌ががん予防などに効果的であることが紹介されており、現在飲んでいる整腸剤を見直してみようかなと思いました(ビオフェルミンには酪酸菌が含まれていない一方、ビオスリーには含まれているようです)。