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肉、魚、卵、乳製品をなるべく避ける食生活を1ヶ月やってみた感想

健康
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結論としては、今の自分にとって完全にこれらを避け続けるのは難しいが、今後もなるべく避けた食生活は送る予定である。

※なぜこれらを避けるべきかについては、過去に 健康のためにやっていることと、やっていないこと【全 15 選】 という記事を書いたので、気になる方は参考にしてみてほしい。

肉、魚、卵、乳製品をなるべく避ける食生活を 1 ヶ月やってみた感想

感想というよりは実践してみた結果を書いている項目もあるが、ご容赦願いたい。

献立のレパートリーに悩む

この生活をやってみた一番の感想は「夕飯に何を食べるか決めるのが難しくなった」ということだ。

これまで、自分はこの生活を送る前は低温調理した鶏むね肉を毎日のように食べており、それが夕飯のメインであった。そこから一転、ほとんど肉を食べないような生活にシフトするとなると、**いったい何をメインに食べて生活すればよいだろうか?**と非常に頭を悩ませられた。

結果的に、今は主食として オートミールグルテンフリーのパスタロウカット玄米 を食べている。オートミールに関しては朝食兼昼食として前の晩に豆乳で浸したもの(オーバーナイトオーツ)に、バナナや 冷凍のブルーベリー などを入れたものをチンして食べたり、パスタや玄米に関しては夕食として普通に野菜のソースやカレーで食べたりするのが安定してきた。

もともと料理に時間をかけるほうではなかったので、今も極力手間のかからないメニューを試しているが、それでもまだ慣れておらず毎日似たようなものを食べてしまっている気がする。

今後はもう少しヴィーガン系の料理について調べ、レパートリーを増やしていきたい。

参考:とある一日の食事メニュー

参考までに、一般的な平日の食事内容を書く。

時間内容
プロテイン
オーバーナイトオーツ(豆乳、オートミール、バナナ、ブルーベリー、シナモン)
昼過ぎプロテイン
サラダ(レタス半玉、オリーブオイル、塩)、野菜カレー(玄米一合+レトルトカレー)、キウイ

プロテインに関しては、最近 ボディウイング社のソイプロテイン を購入したので、これを飲んでいる。しかし味が これまで飲んでいたホエイプロテイン と比べるとあまり美味しくないので少し悩ましいところである・・・。

また、お腹がすく時は追加でナッツや適当なお菓子などを食べてしまうことも多い。

外食が難しい

簡単に想像できることではあると思うが、肉、魚、卵、乳製品を避けた食事をしようとすると、基本的に外食で詰みがちである。

自分はこの一ヶ月間に関しては、どうしても難しい場合はあまり肉、魚、卵、乳製品が入っていなさそうな料理を選んで食べるようにしてきた。特に、肉と魚に関しては完全に避けることは飲食店を選ぶ時点で可能だが、卵や乳製品に関しては入っているかわかりにくいことも多く、非常に悩ましかった。

正直、「多少の卵と乳製品は食べるのを許してくれ」という気分だが、完璧を求めるのであれば事前に完全に調べてからヴィーガン向けのレストランなどに行くか、店員に訊くと良いだろう。

まだまだ国内にはヴィーガン向けの料理を提供する飲食店が少ないので、今後こういったお店が増えてくれると嬉しい。

体重が減った

ただでさえ軽めの体重がさらに減ってしまった。具体的には、だいたい 61kg くらいだった体重が 59kg くらいになった。

これは食べるものを意識した結果、食べる物の量が少し減っていることが原因だと思われる。そもそも少食ではあったが、肉、魚、卵、乳製品を避ける食生活をはじめてからは更に摂取カロリーが減った気がしている(しっかりと計算はしていないが・・・)。

食費はそこまで変わらない

購入する食品は少しオーガニック的なものも増えた気がしているが、全体として食費はほぼ変わらなかった。

自分は以前、糖質制限をかなりガチガチにやっていた時期もあったのだが、それと比べるとまったく家計を圧迫しない印象。糖質制限の場合は炭水化物が摂取できないのでお腹をふくらませるのが難しいが、肉、魚、卵、乳製品を避けるだけであれば上記の通り玄米などは食べられるので、そのへんは大きいかもしれない。

おわりに

食の喜びが制限されてまで健康でいたいか?と言われると「どうせ死ぬなら好きなものを食べて生活したい!」という人も多いだろうが、自分は多少食事が制限されたとしても健康寿命が伸びることの方を優先したい。

例えば以下のデータによると、日本人の平均寿命と健康寿命の差は 2010 年の時点で男性で 9.13 年、女性で 12.68 年となっており、平均的な人でも決して短くない期間、不健康な状態での生活を強いられることがわかる。

平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味しま す。平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、平成 22 年で、男性 9.13 年、女性 12.68 年となっています。

平均寿命と健康寿命をみる 0416

しかしながら肉、魚、卵、乳製品を避けた食生活をすることの向き・不向きに関しては確実に個人差があると思う。自分はこの生活をすること自体にそこまで苦がなく、むしろ楽しんでいる部分も大きいが、他の人には決して強要はできないと感じている。

とはいえ、特に健康リスクのある食品に関しては、今後は極力摂取を避けたい気持ちが強い。例えばハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉は是が非でも避けたい。

自分の今の食生活に関しては、この記事の最初にも触れた LIFESPAN という本の影響が大きい。人間の老化について興味がある方や、少しでも寿命を伸ばして健康に生活したい方はぜひ一度手にとってみてほしい。

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